弦楽四重奏「ザ・芸者ストリングス」のマネージャとしての奮闘記


by yasuyakko

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「那須移住計画プロジェクト」、土地は決まって、建物を建てる段階に突入する。

まずは、工務店のK氏のインタビュー、居住用の家は、何階建てで、部屋は何部屋で、どれぐらいの広さで、だいたいの間取りは?などなどおおまかな希望を好き勝手言う。そして音楽ホールの希望も。

かなり、わがままな言いたい放題であることは承知で、
「いいですかあ。」
と聞くと、K氏、
「いいですよお、自分のうちですもん、では、とりあえずプランを立ててみましょう。」
と快く返事。

設計士さんからプランが出てくるのを待つ間に、しないといけないことがある、お金の算段である。

土地はなんとかなった。那須だから地価が安い。が建物はそうはいかない。銀行からお金を借りなくっちゃ。

そして、最大の懸案事項は、今住んでいるマンションが売れるかどうかだった。
移住計画プロジェクト発進時のときから、複数の不動産屋さんに見積もりをお願いし、そのなかから地元の不動産屋さん(地元好きな靖奴&旦那はんである。)を選んで、売るのをお任せする。そのときのいろいろな事務手続きや必要書類や、はては今度借りるローンの相談まで、親身に聞いてくれたその不動産屋さんN氏、あたりだった。

売りますの宣伝後、2組目に見学に来られた若いカップルが脈有り、それが具体的な話につながっていった。
見学の日、N氏が何やらもって先にやってくる。
「それ何ですか?」
「あ、これは、屋外用のテーブルと椅子です。この家のルーフバルコニーに置かせてくださいね。やっぱりこの広いルーフバルコニーが大きなポイントですから。」
と、演出用小道具を持参。
「じゃあ、観葉植物も添えて、あ、照明は全部つけましょう。」
とさらに言葉を重ねる。
「間接照明もつけちゃいますね。」
と、靖奴とだんなはんも精一杯の協力、もちろんその前に一生懸命お掃除お掃除。

その効果あってか、売買成立となった。N氏、すごい!

それでもローンは残るので、一度そのローンを精算して、新たな建物のためのローンを借りる。
「でも、これから払わなくちゃならないお金は今までと同じですむんだ~。」
と靖奴と旦那はん。金利がものを言ったのである。

そして、これぐらいという新しく建てる建物のお金の目安が出た。

設計士さんから出てきたプランを2-3回揉んで(ドアのあける方向とか、窓の位置とか、間取り決めは楽しいけれど細かい作業だ。)、よしこれでとなって、見積もりを頼む。

「うーん、高くなっちゃうんだよね。」
と、だいたいのお金の目安と比べながら四苦八苦のK氏。

結局予算の1.5倍くらいの見積もりになってしまう。

「よし、削るぞ!」
と靖奴と旦那はん、気合いを入れ直して、まずは居住用の部屋の広さから削っていった。
居住用は我慢しても、音楽ホールはこだわりたいよね、と旦那はん。

でも旦那はんが譲らなかったことは、高気密高断熱。那須は寒いから必要だというK氏の言葉に寒がりの旦那はん、大きくうなずく。
高気密とは、ダクトの隙間など建物のすべての隙間を詰めて、隙間風をなくすこと。
高断熱とは、壁の中に断熱材を入れて、熱が逃げないようにすること。
簡単に言えば、魔法瓶状態。うーん、これではなんだか息が詰まりそうと思いながらも、窓は開けれるし、24時間換気システムは決まりでつけることになっているし、と旦那はんとK氏の意見を尊重する。

もうひとつの旦那はんのこだわりは駐車場、屋根付きで2台、これは大事な車を持っている旦那はんの当初からのこだわり。

靖奴の超こだわりは、キッチン。料理好きの靖奴、惚れこんだキッチンがあった。複数のショールームを回って、熱心にその機能や使いやすさを検討して、シンクとガスコンロが大きなテーブルの一部になっている、ベルテクノの対面型パーティキッチンを選択する。実はこれがコスト増の大きな原因になっているのだが、靖奴、これは譲れないと主張。

それでも、段々と見積もり額が減っていって、よし、こうだろうと居住用の建物のプランは落ち着いた。

居住用の建物と音楽ホールは時期をずらして建てていくとのことで、居住用から先に着工となった。

山の神様に建てるよって言わなくっちゃと、少し信心深い靖奴、地鎮祭をすることにした。
那須温泉神社の神主さんにお払いをしてもらって、土地に鍬を入れる。

「よし、着工だ!」


(続きはPart4で。)
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by yasuyakko | 2005-04-01 12:00